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皆さんこんにちは!
GALILEO SIGN WORKS、更新担当の中西です。
いつも「看板製作雑学講座」をお読みいただき、ありがとうございます。
今回は、看板の“見た目”と“長持ち”を両立させるためのデザイン設計と耐候性強化のポイントをご紹介します。お客様の目を引くデザインを実現しつつ、紫外線・風雨・温度変化に負けない看板を作るコツを押さえましょう!
視認性の確保
遠くからでも見やすい文字サイズとフォント選び。
コントラストの高い配色(文字色と背景色)で視線を誘導。
ロゴやキャッチコピーは3秒以内に伝わる簡潔さを意識。
ブランドイメージの反映
企業カラーやロゴタイプをベースに、看板全体のトーン&マナーを統一。
シンボルマークはシンプル化し、縮小時にも判別しやすい形状に。
配置・レイアウト
看板を設置する高さ・角度を考慮し、正面からの視線軌跡を想定。
周辺環境(建物の色、街並み、植栽など)と調和する配色・素材を選定。
ベース素材の選び方
アルミ複合板:軽量で耐久性が高く、加工性にも優れる。
ステンレス:高級感があり、錆びにくいが重量とコストはやや高め。
FRP(繊維強化プラスチック):自由な形状に成形でき、耐水性・耐衝撃性に優れる。
表面処理・コーティング
粉体塗装(パウダーコーティング):厚膜で密着性が高く、紫外線・キズに強い。
クリアUVコート:印刷面を透明なUV硬化樹脂で覆い、色あせ防止と光沢を付与。
ラミネートフィルム:インクジェット出力面に貼るだけで手軽に耐候性アップ。
防錆・防腐対策
金属フレーム部には亜鉛メッキやガルバリウム鋼板を使用。
屋外設置の場合、接合部にシーリング剤を充填し、雨水の侵入をブロック。
加速耐候試験
紫外線・温度・湿度を再現するチャンバーで数百時間試験し、色あせやクラックを評価。
実際の設置環境に近い条件(沿岸部、高温多湿地など)での試験プランを立案。
耐風圧設計
設置場所の標準風速を調査し、看板構造体の強度計算を実施。
必要に応じて補強リブや支柱を追加し、安全係数を確保。
保証制度の設計
素材・塗装・構造体に対して、最長3~5年の耐候保証を設定。
定期メンテナンスプランと組み合わせることで、長期的な安心を提供。
第6回では、「看板製作における最新印刷技術と施工効率化」をテーマに、
大判インクジェットプリンターの高精細出力
ダイレクトUV印刷のメリット
現場施工をスピードアップする組立キット方式
など、最新技術とノウハウをご紹介します。どうぞお楽しみに!
GALILEO SIGN WORKSでは、お客様のご要望に合わせたオーダーメイド看板を製作しております。
予算や設置環境に応じた最適なご提案が可能ですので、ぜひお気軽にご相談ください。
皆さまからのお問い合わせを心よりお待ちしております!